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とんび出版という文芸創作団体の大山三ダース、満天スモッグ、原想一朗による日々の雑記です。

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超人計画
超人計画 超人計画
滝本 竜彦 (2006/06)
角川書店

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ということでこれも読んでみました。小説のようなエッセイのような。
立ち位置としては引きこもり、ダメ人間でどうしようもなく暗い話になるはずなのですが、作者のバランスがいいので面白く、そして切なく読ませます。なんというかユーモアがいいですね。ちょうどいい。適度に笑える。


滝本竜彦 | 【2006-08-25(Fri) 00:26:18】
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ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ
ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ
滝本 竜彦 (2004/06)
角川書店

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面白かったです。カバー絵が印象的でいつか読んでみようと思っていました。

チェーンソーをもった不死身の男と戦うセーラー服の美少女雪崎絵理。たまたまその戦いの場に出くわした平凡な高校生山本陽介。絵理は悪の根源を倒すため、山本は非日常を楽しむため、毎日をチェーンソー男との戦いに消費していく。徐々に距離の縮まる二人。しかしそんな日々にも山本の引っ越しによる終わりが近づき、戦いは最終決戦を迎える。

最初から最後までほとんどたるみがありません。期待通りの展開。
平易な文章で書かれていますが、逆に嫌みがないので歳をとってから読んでもある程度以上楽しめるであろうエンターテインメントの秀作。まあ10代のときに読んだらもっと面白く思えるのでしょうが。
解説の西尾維新曰く、絵理と山本の二人は別々に語られるべきだということですが、まさしくその通りだなと思いました。出会いも偶然だし、チェーンソー男と対峙する理由も別々、設定上で重なる部分もほとんどありません。だからこそこの物語が活きてくるのだと思います。特に三章から終章に至る箇所はハッピーエンドのほうへ転がっていくのですが、なにかしら切なさのような感情を伴います。
恋人の関係にせよ友人の関係にせよ、もしくは家族の関係にせよ、一番ドラマチックになるのはつくりあげるまで、なのでしょう。


滝本竜彦 | 【2006-08-24(Thu) 14:56:10】
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