![]() | 最長不倒距離 (1980年) (角川文庫) (1980/11) 都筑 道夫 商品詳細を見る |
ものぐさ太郎の末裔と信じている、桁外れのなまけもの物部太郎。ただ遊んでいるのを許してくれない金儲けの天才の父親をだますため、片岡直次郎とコンビを組んで探偵事務所を開設した。客がこないように心霊現象や幽霊に悩む人専門で、料金はとびぬけて高い。だが、期待に反してもの好きな依頼者が、またまたあらわれた。幽霊騒ぎでうけていたスキー宿の幽霊が出なくなったというのだ。現地に出かけた二人の前には、吹雪に閉ざされた宿の露天風呂で、幽霊どころか女性の全裸死体が……。おかしな名探偵・物部太郎と片岡直次郎が大活躍。シリーズ第2弾!
シリーズ物と気づかず買いましたが、面白く読みました。都筑道夫の小説は数冊しか読んでませんが、どれを手にとっても面白いだろうという安心感があります。
直次郎が面倒な事を嫌がる太郎の手足となって、ひとつひとつ情報を集めていき、最終的に集まった情報を基に太郎が推理を組み立てていくさまは爽快です。小説的に使い古された状況設定ですが、まったくそうと意識しないまま読み終わってしまいました。メイントリックの他にも小ネタが詰まっていている点もさすがです。
最近はジーン・ウルフの〈新しい太陽の書〉を読んでます。なかなか読み応えがあって一月に一冊の刊行ペースに遅れをとっていますが、読み終わったらまとめて感想を書きたいと思います。
![]() | 猫の舌に釘をうて 都筑 道夫 (2003/07/10) 光文社 この商品の詳細を見る |
まさに推理小説といった感じ。遊びも効いていてなかなかおもしろかったです。
![]() | 「青春小説」 清水 義範 (2003/09) 中央公論新社 この商品の詳細を見る |
さっくり書いたのが伝わってくる一冊。
三億円事件をSF的に描いた「三億の郷愁」、自伝的小説「灰色のノートから」を併録。
ひまつぶしにしかなりません。
![]() | 素子の読書あらかると 新井 素子 (2005/01) 中央公論新社 この商品の詳細を見る |
人気SF作家である新井素子の読書エッセイ。
私は文庫本などでも後ろの解説から読んでしまったりするタイプなので、こういう解説とか書評的な文章を集めたものを読むのも大好きです。
この本もいい具合に肩の力が抜けていて楽しめました。
![]() | 誘拐作戦 都筑 道夫 (2001/08) 東京創元社 この商品の詳細を見る |
ミステリー読んではじめて「してやられた」感を感じました。
まさに最後は「意外なほうへ」ひっくり返されました。
まず書き手がわからないという謎。作中の登場人物の誰かがこの話を書いている、という犯人探しとはまた別の謎解きがあります。叙述トリックを使うと安っぽくなることが多いように思うんですが、この小説では見事に機能しています。
このまま終わるのかと思わせておいて最終章で一気に処理されるそれまでの伏線。コミカルに進められてきた話だけに最後の本格的推理小説の顔に驚かされました。































































