![]() | アイデアを捜せ 阿刀田 高 (1999/02) 文藝春秋 この商品の詳細を見る |
アイデアだけでは小説にはならない。頭の中で浮かんだアイデアをどのように熟成させ、一篇の小説にしていくか――。短篇の名手が豊富な自作と、古今の名作を例にとり、自らの創作の舞台裏と、小説作法を語るエッセイ集。小説を書きたい人も、読むだけの人も、必読。意外な発見があることを保証します。
何が面白いかというと頭の中にあるアイデアを実作にどのように展開するかという点が描かれているところです。例えば葬儀に出て思いついたアイデアは、死者の棺に殺した人間のバラバラにした体を入れるというもの。いくつもの葬儀に現れて花束やぬいぐるみを棺に入れて去っていく火葬場の職員は火葬が終わったあと、骨が多いことにきづく……。といったような内容を殺人の動機なども描いて膨らましていきます。アイデアを形にするには技術も必要で書けるようになるまで寝かせることも多いという言も納得です。



























































