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Author:とんび
とんび出版という文芸創作団体の大山三ダース、満天スモッグ、原想一朗による日々の雑記です。

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誰も書かなかった整体学
結婚式の余興というものを頼まれました。何をして良いのかわかりません。困ったものです。何をして良いのかわからない。そんな時、私は本を読みます。

誰も書かなかった整体学―現代を、生き抜くための整体論誰も書かなかった整体学―現代を、生き抜くための整体論
(2004/02/25)
宮川 真人

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身体を力学的視点で捉えた時に、その中心的な役割を果たすのが腰椎の4・5番である。ちょうどベルトと重なるあたりの背骨です。この腰椎4・5番を中心として、体全体へと「連動」している。

この本の要旨はこうなると思いますが、問題はどうやって腰椎4・5番を緩めるかという点にあります。この本には具体的な施術は書いてありませんが、自分ですることのできる体操が書いてあります。著者は人間の「捻る動き」を重要視していますが、その通りに捻る体操をしてみると、やはり全身が緩む感覚が大きかったような気がします。捻る動きは普段あまりしない動きだからなのか。研究の価値あり。
あと興味深かったのは、歯の矯正器具の問題です。著者がいうには、歯を金具で矯正している人だけは、ほとんど整体の効果がないというのです。私の先生も同じことをいっておりました。なぜなのでしょうか。

原想一朗の日記 | 【2008-09-29(Mon) 22:34:42】
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整体の野口晴哉
 みなさんは本を読む時に、どのような姿勢をとるでしょうか。私は今までずっと読書時の姿勢に悩まされていました。寝っころがりながら本を読むのが一番楽だという人がいますが、きちんとした思考はやはり何かに座っている、もしくは立っている時に可能となるでしょう。
 整体を学びはじめてから、ヨガの「達人座」という座り方に出合いました。座り方は胡坐に近いのですが、胡坐ほど足を組まないで、両足のかかとを体の中心にもってくる。この座り方が定着したのか、最近は読書中に何度も姿勢を変えることをしなくなり、同時に集中力が高まりました。この種の発見は今までになかったので、新鮮な感覚です。
 前置きが長くなりました。今日読んだ本は、整体の祖、野口晴哉の回想録です。

回想の野口晴哉 ちくま文庫(の-7-3) (ちくま文庫)回想の野口晴哉 ちくま文庫(の-7-3) (ちくま文庫)
(2006/03/09)
野口 昭子

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 著者は野口晴哉(以下、野口)の妻であり、政治家・近衛文麿の長女。現・全生社の社長でもあります。著者が野口とともに過ごした約40年間を、具体的な言動をもって呼び起こしたものとなっています。その詳細な記述が可能となったのは、著者が夫を「先生」と読んでいるように、著者における弟子の自覚が、野口の言動を記すきっかけとなったのでしょう。
 特に興味深いのは、野口が十代の頃に残した詩の数々です。それぞれの詩をみると、十代で書いたとは思えないようなものばかりです。また、野口が積極的に利用した「愉気」という治療法が、どのように実践されていたかがわかる。これもまた興味深いです。
 全体的にみると、少年期には野口が「神童」といわれた所以を知ることができる内容となっています。そして、晩年期には野口の根本思想ともいえる「全生」(人生を生ききった者が安心して死を迎えることができるというもの)の姿勢が一貫してみられます。野口の魅力は量り知れません。


原想一朗の日記 | 【2008-09-22(Mon) 17:51:38】
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オカルト生理学
前から読もう読もうと思っていてなかなか読む機会に恵まれなかったシュタイナー。なんせ文章が難しい。

オカルト生理学 (ちくま学芸文庫)オカルト生理学 (ちくま学芸文庫)
(2004/08/10)
ルドルフ・シュタイナー

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この本は、1911年3月20〜28日の間、プラハにおいて行われた講義をまとめたものです。シュタイナーの文献においても、難解なものとして有名です。私自身、読みながら途中で頭が真っ白になるほどで、その内容がきちんと把捉されている訳ではないですが、印象に残った点だけ記させていただきたいと思います。
・脳は脊髄が進化したものである。
・消化=血液系はリンパ系が進化したものである。
・脾臓は小宇宙的な役割を持つ。
・血液系は自我の中心組織である。
・人間はエーテル体(有機的存在、生命)・アストラル体(感覚的体験を可能にする源)・自我の三つから成る。
結論部分を挙げた程度に過ぎませんが、まず我々が考えなければならないことは、シュタイナーの精密なるオカルト的考察の意図にあると思います。シュタイナーが人間の身体組織を宇宙の霊性から考察したことは、正しく宇宙(マクロコスモス)と人間(ミクロコスモス)との一体性が究極的真理としてあるからだと思います。シュタイナー自身が、「私のオカルト的考察は、いづれ近代科学になって明らかになる」(取意)というのも、自身が感得した真理が前提となって、おのずから出てきた言葉であると思います。
もっとわかりやすく書こうと思ったのに、全然書けていませんね。勉強不足です。


原想一朗の日記 | 【2008-09-21(Sun) 00:51:38】
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ストレスをなくす心呼吸
夜風が気持ちよい日が続きます。最近は就寝前の音楽鑑賞が楽しくて仕方がありません。それはスペインのクラシックに出会ってからです。フェデリコ・モンポウとマニュエル・ブランカフォルト。この二人の音楽は私を宇宙の果てまで連れて行ってくれます。

ストレスをなくす心呼吸―心は呼吸と姿勢にいかに影響されるか (かに心書)ストレスをなくす心呼吸―心は呼吸と姿勢にいかに影響されるか (かに心書)
(2006/06)
高田 明和

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「うつ病」と呼ばれる症状が急増した現代社会。そのうつ病の原因は、脳内で活動するセロトニンの欠乏にあることがわかってきました。そのセロトニンと人間の呼吸というのは深い関わりがある。
呼吸の仕組みは、血液中の二酸化炭素が増えるとセロトニン神経や横隔膜神経が刺激され、息を吸い込んで酸素を取り入れる。
うつ病の人はセロトニンが不足している。ということは、深い呼吸よってセロトニンを取り入れ、そうすることでうつを改善するという論理です。
著者は呼吸法を学ぶにあたり、座禅の経験をかなり積んでおられるようです。そうした経験をもとに、「数息法」、「足心呼吸法」といった呼吸法をわかりやすく丁寧に説明してくれています。
現在うつを治療する薬がたくさん出ているようですが、呼吸法なら自分自身で、しかも無料で治療できる自然な治療法であるといえます。私自身、「うつ病」と診断されたことはないですが、なんせ呼吸が浅いので、この本の内容を実践してみたいと思います。



原想一朗の日記 | 【2008-09-15(Mon) 22:37:10】
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万病を治せる妙療法
原です。気候も次第に涼しくなり、なんとも心地よい日々が続いています。最近、屋久島に行ってきました。一ヶ月に三十五日雨が降るといわれる屋久島ですが、私が訪れた四日間の半分は晴れてくれました。おかげで縄文杉やもののけ姫の森を観ることができ、満足して京都に戻ってくることができました。
明日から四ヶ月、整体の実習に参加することになりました。実習のメンバーの中ではおそらくダントツの素人だと思うので、気を引き締めて参加したいと思います。ということで、整体に関する本を一冊。
万病を治せる妙療法・操体法 (健康双書)万病を治せる妙療法・操体法 (健康双書)
(1978/06)
橋本 敬三

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著者が提唱した「操体法」というのは、当時の医学界を震撼させ、NHKにも取り上げられたようです。
その操体法というのは、人間をあくまでも自然の生命体と捉え、自然の法則に随順させる療法です。つまり、自然に反しない限りは病気にならないというのが著者の考え方です。本の題名に「万病を治せる」とあるのはこのような意味です。
このような考え方が最も顕著にあらわれるのが、バランス考え方です。自然から生まれた生命力である人間の身体は、バランスによって統制されている。このバランスが崩れると病気になる。だから、術者は患者に対して、このバランスを自然に戻すこと務めである。
例えば、右肩が下がっているような場合、従来の考えであるならば、右肩が下がっている時点でバランスが崩れているから、逆に左型を下げることによってバランスを保たせる。しかし、著者の考えは、右肩が下がっている時点で、それが一つのバランスを保っている状態、患者にとって心地よい状態であるから、それを痛みを我慢して無理に左肩を下げるのではなく、心地よい方向である右肩をさらに下げてあげることで、本来のバランスを取り戻すという。
なんとも画期的な考え方です。おもしろいのは、無意識の行動はバランス整える役割を果たしていることです。だから、身体の無意識的な動きというものを非常に重視し、それを活用しています。
この本の中で、著者は一医師でありながらも西洋医学の限界を主張し、東洋医学の見直しをはかっています。その動きは現在も進行中といえるでしょう。著者に影響を受ける医師・整体師は非常に多いようです。

原想一朗の日記 | 【2008-09-05(Fri) 18:03:26】
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