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とんび出版という文芸創作団体の大山三ダース、満天スモッグ、原想一朗による日々の雑記です。

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青木 淳悟 (2007/05)
新潮社

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『四十日と四十夜のメルヘン』デビューを果たした青木淳悟の第二作。

女ともだちのマンションに通う次男。その靴を洗うことに執着する母。仕事をやめ「ひさしぶりに殺し合いをしようぜ」と、ゲームコントローラーを握る兄。父の耳の穴からは得体の知れないものが飛び出して――。いま、最も注目を集める気鋭が拓く、家族小説の新しい地平。


これは買わねばと思い購入。
家族小説とは銘打っていますが、そんなつもりで買った場合は肩すかしを食らうかもしれません。
冒頭は割と普通ですが、母の執着が描かれると、もう作者の世界の中。あーどうでもいいと思いつつもずんずん読んでしまうから不思議です。面白いかどうかは置いておくことにして、この作品でも何か賞を取れそうなまとまり具合。しかし、次作次第では作者の作品史の中で存在感はなくなるかもしれません。
靴とか煙草とか鍵とか、対象を執拗にしかも力を抜いて描き出していて、作者がイッちゃっているじゃないかと思ってしまいます。個人的にはこの方向で書いていったらいろんな作家とかぶる可能性があるので危ないとは思いますが、何書いてもオモロそうなので次作も楽しみです。

青木淳悟 | 【2007-06-22(Fri) 22:27:33】
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