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メルキオールの惨劇
更新さぼりまくりですね…。
8月はもうちょい読めたらなー。


メルキオールの惨劇 メルキオールの惨劇
平山 夢明 (2000/11)
角川春樹事務所

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人の不幸をコレクションする男の依頼を受けた「俺」は、自分の子供の首を切断した女の調査に赴く。懲役を終えて、残された二人の息子と暮らすその女に近づいた「俺」は、その家族の異様さに目をみはる。いまだに発見されていない子供の頭蓋骨、二人の息子の隠された秘密、メルキオールの謎…。そこには、もはや後戻りのきかない闇が黒々と口をあけて待っていた。ホラー小説の歴史を変える傑作。


ジャンルを決めようと思ったらカテゴリーエラーになりそうな一冊。
導入部からアクセル全開な文章でひきこまれました。(いい意味で)ぐちゃぐちゃな文章を連発していってストーリーを構築していく手腕は見事。キャラクターもはっきりしていてわかりやすい。難点を挙げれば、日本という舞台設定に違和感を感じる点、物語の背景となる部分にまで手が届いていない点などでしょうか。しかし、そういう点を差し引いても『メルキオールの惨劇』は不思議と愛着の湧く作品だと思います。

ホラー系の作家は皮膚感覚というか身体の表裏を描くのが上手いですね。ただどうしても「皮膚」というのは「存在」と結びつきがちです。これは最近のSFにもいえますが、安易なメタファーに走らない作品が読んでみたいなーと思います。



平山夢明 | 【2007-07-31(Tue) 11:38:46】
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