単位が危ないので私の更新は少し滞りそうです。
今日はバイト後延滞していたDVDを返しに行き、ついでにいつも行っている本屋をぶらぶら。
文庫の新刊をチェックしていたらインポケット一月号に新春対談として「町田康×中原昌也」の文字が。これはもう買うしかない。
IN☆POCKET一月号目次
対談も面白かったんですが、それ以上に最後のほうの二人の写真がオモロかったです。
ほんで『わにとかげぎす』二巻も購入。
なんていうかもう絵がホラー。
話が大きく動き始めるわけですが、気が滅入りそうな展開。
あとお気に入りのマンガ『赤灯えれじい』。
日常を描くのが上手いです。
青春ものはやっぱりいいですね。
今日はバイト後延滞していたDVDを返しに行き、ついでにいつも行っている本屋をぶらぶら。
文庫の新刊をチェックしていたらインポケット一月号に新春対談として「町田康×中原昌也」の文字が。これはもう買うしかない。
IN☆POCKET一月号目次
対談も面白かったんですが、それ以上に最後のほうの二人の写真がオモロかったです。
ほんで『わにとかげぎす』二巻も購入。
![]() | わにとかげぎす 2 (2) 古谷 実 (2006/12/28) 講談社 この商品の詳細を見る |
なんていうかもう絵がホラー。
話が大きく動き始めるわけですが、気が滅入りそうな展開。
あとお気に入りのマンガ『赤灯えれじい』。
![]() | 赤灯えれじい 8 (8) きら たかし (2006/11/06) 講談社 この商品の詳細を見る |
日常を描くのが上手いです。
青春ものはやっぱりいいですね。
![]() | 名もなき孤児たちの墓 中原 昌也 (2006/02/23) 新潮社 この商品の詳細を見る |
面白かったです。野間文芸新人賞受賞作。
帯の「文学の未来がここにある」というのにもうなずける内容。
なんというか「どうでもいい話」と「どっちでもいい話」のオンパレード。
唐突に見える場面展開、一貫しない思考、随所に取り入れられた反復によって話がずれていって、物語の背骨がポキポキ折られていく感じ。予測のつかないところに着地します。
個人的に好きなのは「彼女たちの事情など知ったことか」「女とつき合う柄じゃない」「ドキュメント 授乳」「ドキュメント 続・授乳」「名もなき孤児たちの墓」「点滅……」。
ここ最近読んだ本の中では一番面白かったです。
以前読んだ『あらゆる場所に花束に……』に比べて確実に一般受けする作品。
文法は適当なところがありますが、この人にしか書けない小説だろうなと思います。
飽和状態で停滞する「小説」を切り拓く可能性を秘めています。
作者自身による装幀・挿絵もかっこいい。
![]() | 密閉教室 法月 綸太郎 (1991/09) 講談社 この商品の詳細を見る |
早朝の教室で、高校生中町圭介は死んでいた。コピーの遺書が残り、窓もドアも閉ざしてある。しかも異様なことに四十八組あったはずの机と椅子が、すべて消えていた。級友工藤順也がその死の謎に迫るとき次々現れた驚愕すべき真相とは?精緻な構成に支えられた本格推理の力作。
うーむ突き抜ける面白さはないですが二転三転する驚きはなかなか大きいかもしれません。
トリックも人物描写も凡庸ですが、章分けが細かく起伏をつけているので最後まで飽きさせません。でもやっぱり推理小説は好んで読みたいとは思わない、ということに改めて気づきました。
今年初の書き込みです。遅ればせながら、本年もよろしくお願いいたします。
今日、お店で展開する年間フェアを選びました。半年ごとに、取次ぎから案内が来て一括で頼むのですが、いっぱいあって迷います。でもだいたい売れるジャンルがわかってきたので、今回はスッと決まりました。
前回のフェアの売り上げ数値があがってきてたのでそれも参考に。角川の夏の100冊の売れ行きが一番良かったです。そんな売れてたかなあ、と思うんですが、角川だけ配布用の冊子がなくなってたんですよね。乙一、宮部みゆきとかよく追加してたし。集英社の夏イチも良かったです。新潮が意外といまひとつでした。並べてるときからそんな予感はしましたが、毎年わりと同じようなラインナップな気がするんですよね。2冊読んだらもらえるおまけはかわいいんだけどなぁ。夏のフェアは並べるのも楽しいし、一種のお祭りみたいでわくわくします。今年はどんなんだろう。
この漫画、ずっと気になってました。やっと読み始めました。まだ3巻目を読んでいるところなのですが。
おもしろい!!!
コミックが出始めたときは、なんだこの絵、と思っていたのですが、かわいいじゃないか!魔法律かっこいい!いやあ、おすすめです。子供からおとなまで、いろんな人が楽しめると思います。現在、9巻まで出てます。
今日、お店で展開する年間フェアを選びました。半年ごとに、取次ぎから案内が来て一括で頼むのですが、いっぱいあって迷います。でもだいたい売れるジャンルがわかってきたので、今回はスッと決まりました。
前回のフェアの売り上げ数値があがってきてたのでそれも参考に。角川の夏の100冊の売れ行きが一番良かったです。そんな売れてたかなあ、と思うんですが、角川だけ配布用の冊子がなくなってたんですよね。乙一、宮部みゆきとかよく追加してたし。集英社の夏イチも良かったです。新潮が意外といまひとつでした。並べてるときからそんな予感はしましたが、毎年わりと同じようなラインナップな気がするんですよね。2冊読んだらもらえるおまけはかわいいんだけどなぁ。夏のフェアは並べるのも楽しいし、一種のお祭りみたいでわくわくします。今年はどんなんだろう。
![]() | ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 (1) 西 義之 (2005/05/02) 集英社 この商品の詳細を見る |
この漫画、ずっと気になってました。やっと読み始めました。まだ3巻目を読んでいるところなのですが。
おもしろい!!!
コミックが出始めたときは、なんだこの絵、と思っていたのですが、かわいいじゃないか!魔法律かっこいい!いやあ、おすすめです。子供からおとなまで、いろんな人が楽しめると思います。現在、9巻まで出てます。
遅ればせながら、ですが。
最近ハヤカワの回し者みたいになっていますね。
分冊は一気に読んでしまわないと飽きる可能性があるので正月を利用して読了。
とりあえず日本SF大賞は避けては通れないということで(笑)
少女娼婦と万能兵器のネズミとゴツいおっさんといまいち冴えない科学者とてんこ盛りの変態殺人鬼たちがドンパチ繰り広げる話。「なぜ、私なの?」――賭博師シェルにより殺されかけたバロットは、瀕死のところを事件屋のドクターとウフコックに助けられる。バロットは高度な電子干渉能力を得てシェルの犯罪を追うが目の前には相手方の事件担当官ボイルドが立ち塞がる。その男はかつてウフコックを濫用して殺戮のかぎりを尽くした男だった……。
場所設定や時代がわかりにくいんですが、そんなもの抜きにしても楽しめる小説です。
それぞれが黒い過去をかかえ、現在の自分の有用性を一歩一歩確かめていかなければならない、そうしたなかでバロットはウフコックやドクターの力を借りながら外界との間につくられた殻を破り成長していきます。
ボイルドとの息詰まる闘い、二巻後半から三巻中盤まで続くカジノのシーンもなかなか読み応えがあるんですが、やはりなんといっても全編を通してのバロットとウフコックの心の交流が良かったです。
これだけ話を盛り込んだら破綻しそうなものですが、すべての要素にある程度決着をつけていくので読後感もすっきり。発売されてから三年以上たつのに、いまだに大抵の本屋に置いてあるのも納得できました。
最近ハヤカワの回し者みたいになっていますね。
分冊は一気に読んでしまわないと飽きる可能性があるので正月を利用して読了。
![]() | マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 冲方 丁 (2003/05) 早川書房 この商品の詳細を見る |
![]() | マルドゥック・スクランブル―The Second Combustion 燃焼 冲方 丁 (2003/06) 早川書房 この商品の詳細を見る |
![]() | マルドゥック・スクランブル―The Third Exhaust 排気 冲方 丁 (2003/07) 早川書房 この商品の詳細を見る |
とりあえず日本SF大賞は避けては通れないということで(笑)
少女娼婦と万能兵器のネズミとゴツいおっさんといまいち冴えない科学者とてんこ盛りの変態殺人鬼たちがドンパチ繰り広げる話。「なぜ、私なの?」――賭博師シェルにより殺されかけたバロットは、瀕死のところを事件屋のドクターとウフコックに助けられる。バロットは高度な電子干渉能力を得てシェルの犯罪を追うが目の前には相手方の事件担当官ボイルドが立ち塞がる。その男はかつてウフコックを濫用して殺戮のかぎりを尽くした男だった……。
場所設定や時代がわかりにくいんですが、そんなもの抜きにしても楽しめる小説です。
それぞれが黒い過去をかかえ、現在の自分の有用性を一歩一歩確かめていかなければならない、そうしたなかでバロットはウフコックやドクターの力を借りながら外界との間につくられた殻を破り成長していきます。
ボイルドとの息詰まる闘い、二巻後半から三巻中盤まで続くカジノのシーンもなかなか読み応えがあるんですが、やはりなんといっても全編を通してのバロットとウフコックの心の交流が良かったです。
これだけ話を盛り込んだら破綻しそうなものですが、すべての要素にある程度決着をつけていくので読後感もすっきり。発売されてから三年以上たつのに、いまだに大抵の本屋に置いてあるのも納得できました。
あけましておめでとうございます。
適当なことばかり書いているブログですが今年もよろしくお願いします。
新年早々ひきこもりがちです。本屋に行って読むものを物色。昨日と今日で6千円散財してしまいました。しかも文庫のみ。
タイトルからもわかる通り戦隊ヒーローもの。
株式会社来見食品に勤める落ちこぼれ研究員、騎馬武秀はオタクである。雑務に追われながらも、コミックとフィギュアの即売会を唯一の楽しみとして日々を送っていた。彼が勤める来見食品は、次世代タンパク源として新商品を開発する食品会社である。ある日、その新商品開発にかかわっていた親友、鞍瀬のマンションを訪ねた騎馬は、凄惨な事件現場に遭遇してしまう!コンプレックスだらけのヒーローを描く熱血SF登場。
騎馬武秀の体が光を放つと、彼は赤い戦士に変身していた。サド女王様のお局OL・実報寺延恵、昔はイケメンだったが今は巨デブの先輩・花井泰明とともに、戦隊ヒーローとして、平和を脅かす怪人たちに日夜戦いを挑むのだった。しかし幸福になって劣等感がなくなると変身能力まで失ってしまう彼らに、幸せが訪れる日は来るのだろうか。ガンバレ、騎馬武秀!戦え、逆境戦隊!いつか輝く明日を掴むのだ。
聞いたことのない作家ですが
「坂本 康宏
1968年愛媛県生まれ。1990年、愛媛大学農学部卒業。同年、愛媛県庁に就職。公務員生活のかたわら、小説を執筆し、2001年『歩兵型戦闘車両ダブルオー』で、第3回日本SF新人賞に佳作入選してデビュー」
とのことでけっこう年的には中堅。
だからかどうかはわかりませんが、なかなかふざけた話なんですが安定した文章でぐいぐい読ませます。
特にコンプレックスを持った登場人物たちが生き生きとしていています。コンプレックスの塊の主人公もまったく嫌みがなくてエールを送らずにはいられません。サディスティックなお局社員もいい味出してます。
解説の梶尾真治もべた褒めです。
「うねるような物語でしかも先の読めない展開。魅力的で感情移入できる登場人物。そして心地よい読後感。泣ける。笑える。共感する。心が震える。そんな小説のおもしろさ」が「すべて備わっていた」。
適当なことばかり書いているブログですが今年もよろしくお願いします。
新年早々ひきこもりがちです。本屋に行って読むものを物色。昨日と今日で6千円散財してしまいました。しかも文庫のみ。
![]() | 逆境戦隊バツ「×」〈1〉 坂本 康宏 (2006/11) 早川書房 この商品の詳細を見る |
![]() | 逆境戦隊バツ「×」〈2〉 坂本 康宏 (2006/12) 早川書房 この商品の詳細を見る |
タイトルからもわかる通り戦隊ヒーローもの。
株式会社来見食品に勤める落ちこぼれ研究員、騎馬武秀はオタクである。雑務に追われながらも、コミックとフィギュアの即売会を唯一の楽しみとして日々を送っていた。彼が勤める来見食品は、次世代タンパク源として新商品を開発する食品会社である。ある日、その新商品開発にかかわっていた親友、鞍瀬のマンションを訪ねた騎馬は、凄惨な事件現場に遭遇してしまう!コンプレックスだらけのヒーローを描く熱血SF登場。
騎馬武秀の体が光を放つと、彼は赤い戦士に変身していた。サド女王様のお局OL・実報寺延恵、昔はイケメンだったが今は巨デブの先輩・花井泰明とともに、戦隊ヒーローとして、平和を脅かす怪人たちに日夜戦いを挑むのだった。しかし幸福になって劣等感がなくなると変身能力まで失ってしまう彼らに、幸せが訪れる日は来るのだろうか。ガンバレ、騎馬武秀!戦え、逆境戦隊!いつか輝く明日を掴むのだ。
聞いたことのない作家ですが
「坂本 康宏
1968年愛媛県生まれ。1990年、愛媛大学農学部卒業。同年、愛媛県庁に就職。公務員生活のかたわら、小説を執筆し、2001年『歩兵型戦闘車両ダブルオー』で、第3回日本SF新人賞に佳作入選してデビュー」
とのことでけっこう年的には中堅。
だからかどうかはわかりませんが、なかなかふざけた話なんですが安定した文章でぐいぐい読ませます。
特にコンプレックスを持った登場人物たちが生き生きとしていています。コンプレックスの塊の主人公もまったく嫌みがなくてエールを送らずにはいられません。サディスティックなお局社員もいい味出してます。
解説の梶尾真治もべた褒めです。
「うねるような物語でしかも先の読めない展開。魅力的で感情移入できる登場人物。そして心地よい読後感。泣ける。笑える。共感する。心が震える。そんな小説のおもしろさ」が「すべて備わっていた」。


































































