いきなり個人的な話にりますが、私には「お父さん」が3人います。
・北海道のお父さん(父)
・京都のお父さん(仏教学の教授)
・奈良のお父さん(整体師)
今回読んだ本は、京都のお父さんが授業の中で、「読みなさい」と勧めてくれた本です。こんなにもお父さんがいるから、いつまでも甘えて自立できていない自分がいるんじゃないかという仮説を立てています。
「日本の文化」と問われて、イメージするものは人によって様々であると思います。しかし、著者においては、文化は普遍的価値のあるものでなければならないものであり、日本の文化は日本の中でとどまるものではなく、外に発信されるべきものである、という姿勢が序文においてみられます。すなわち、文化というのは固定的な概念ではなく、「精神」であるということが強調されています。
かといって、その内容は観念的なものではなく、論理的な究明が為されています。前半部分は、芭蕉・西行などといった古人の精神を振り返り、後半部分においては、それら古人の精神とインド哲学におけるブラフマン(宇宙の根本原理)・アートマン(我)の思想とを重ね合わして、さらには西欧思想との比較も交え、清貧の思想がいかに世界中に貫き通ったものであるかを明かしています。
一度でも、日本古人の言葉に感動したことのある方々には読んで欲しい本です。中には、難しい表現がたくさんあり、理解するのが困難な箇所もありますが、なんせバブルがはじけた後の1992年にベストセラーになった本ですから、読む価値はあるといえるでしょう。
・北海道のお父さん(父)
・京都のお父さん(仏教学の教授)
・奈良のお父さん(整体師)
今回読んだ本は、京都のお父さんが授業の中で、「読みなさい」と勧めてくれた本です。こんなにもお父さんがいるから、いつまでも甘えて自立できていない自分がいるんじゃないかという仮説を立てています。
![]() | 清貧の思想 中野 孝次 (1996/11) 文藝春秋 この商品の詳細を見る |
「日本の文化」と問われて、イメージするものは人によって様々であると思います。しかし、著者においては、文化は普遍的価値のあるものでなければならないものであり、日本の文化は日本の中でとどまるものではなく、外に発信されるべきものである、という姿勢が序文においてみられます。すなわち、文化というのは固定的な概念ではなく、「精神」であるということが強調されています。
かといって、その内容は観念的なものではなく、論理的な究明が為されています。前半部分は、芭蕉・西行などといった古人の精神を振り返り、後半部分においては、それら古人の精神とインド哲学におけるブラフマン(宇宙の根本原理)・アートマン(我)の思想とを重ね合わして、さらには西欧思想との比較も交え、清貧の思想がいかに世界中に貫き通ったものであるかを明かしています。
一度でも、日本古人の言葉に感動したことのある方々には読んで欲しい本です。中には、難しい表現がたくさんあり、理解するのが困難な箇所もありますが、なんせバブルがはじけた後の1992年にベストセラーになった本ですから、読む価値はあるといえるでしょう。

































































