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Author:とんび
とんび出版という文芸創作団体の大山三ダース、満天スモッグ、原想一朗による日々の雑記です。

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ハラスのいた日々
 今日は、朝の五時に目が覚めました。朝起きて、簡単な体操をし、窓を開けて外の空気を思い切り吸い込むと、脳が一気に活性化する。そうすると、「読みかけだった本を読もう」と思いつきました。

ハラスのいた日々 (文春文庫)ハラスのいた日々 (文春文庫)
(1990/04)
中野 孝次

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 新田次郎文学賞。中野孝次とその愛犬ハラスとの13年間に渡る思い出を記した書です。著者自身も「犬日記」と称するこの本は、もともと出版する予定のあるものではなく、私的日記として家に収めておくものとして書かれたそうです。そこには、著者にとって見知らぬ一匹の柴犬が、思う以上に感慨深い存在になったという事実が込められている。なぜ、人間は人間以外の生物に特別な感情を抱くのか。著者の冷静で緻密な観察は、非常に興味深く、考えさせられるものがあります。
 私も実家で犬を飼っています。もうすでに老いて、年々勢いはなくなりつつあり、あと何年生きられるかわからない。しかし、犬が私にもたらしてくれたものを確認し、正確にその生を見つめ、共に歩んでいきたい。
 いやぁ、早朝から涙を流してしまいました。今日は滋賀にて、フェデリコ・フェリーニ監督作品『道』・『魂のジュリエッタ』を鑑賞します。楽しみ。

原想一朗の日記 | 【2008-06-15(Sun) 07:59:48】
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