![]() | ハローサマー、グッドバイ (河出文庫 コ 4-1) (2008/07/04) マイクル・コーニイ 商品詳細を見る |
戦争の影が次第に深まるなか、港町の少女ブラウンアイズと再会を果たす。ぼくはこの少女を一生忘れない。惑星をゆるがす時が来ようとも……少年のひと夏を描いた、SF恋愛小説の最高峰。待望の完全新訳版。
いやー青春ですね。ジュブナイルSFの傑作です(一線越えてますが)。
終わりかたがあっさりしていて最初よくわからなかったんですが、読み直して「はあ、なるほど」と間抜けに感心しました。解説の「大どんでん返し」にも納得です。
ヒロインのブラウンアイズは典型的すぎるほどかわいい女の子。役人の子どもであるドローヴ少年は彼女と一年ぶりの再会を果たすけれども、親からは民衆と絡むなと反対され、町民と政府という大人たちの対立に巻き込まれていく。やがて愛を深める少年少女のもとに、戦争の風と粘流と呼ばれるその星特有の気候現象が到来して……。
頻繁に出て来るロリンという謎の生物や、氷魔という恐ろしいモンスター(?)たちも絡んでユーモラスに仕上がっています。
ラストが云々という謳い文句はなかなか商売上手ですね。最後まで読んでちょっと考えられるというオマケつきで満足の一冊でした。


























































