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Author:とんび
とんび出版という文芸創作団体の大山三ダース、満天スモッグ、原想一朗による日々の雑記です。

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万病を治せる妙療法
原です。気候も次第に涼しくなり、なんとも心地よい日々が続いています。最近、屋久島に行ってきました。一ヶ月に三十五日雨が降るといわれる屋久島ですが、私が訪れた四日間の半分は晴れてくれました。おかげで縄文杉やもののけ姫の森を観ることができ、満足して京都に戻ってくることができました。
明日から四ヶ月、整体の実習に参加することになりました。実習のメンバーの中ではおそらくダントツの素人だと思うので、気を引き締めて参加したいと思います。ということで、整体に関する本を一冊。
万病を治せる妙療法・操体法 (健康双書)万病を治せる妙療法・操体法 (健康双書)
(1978/06)
橋本 敬三

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著者が提唱した「操体法」というのは、当時の医学界を震撼させ、NHKにも取り上げられたようです。
その操体法というのは、人間をあくまでも自然の生命体と捉え、自然の法則に随順させる療法です。つまり、自然に反しない限りは病気にならないというのが著者の考え方です。本の題名に「万病を治せる」とあるのはこのような意味です。
このような考え方が最も顕著にあらわれるのが、バランス考え方です。自然から生まれた生命力である人間の身体は、バランスによって統制されている。このバランスが崩れると病気になる。だから、術者は患者に対して、このバランスを自然に戻すこと務めである。
例えば、右肩が下がっているような場合、従来の考えであるならば、右肩が下がっている時点でバランスが崩れているから、逆に左型を下げることによってバランスを保たせる。しかし、著者の考えは、右肩が下がっている時点で、それが一つのバランスを保っている状態、患者にとって心地よい状態であるから、それを痛みを我慢して無理に左肩を下げるのではなく、心地よい方向である右肩をさらに下げてあげることで、本来のバランスを取り戻すという。
なんとも画期的な考え方です。おもしろいのは、無意識の行動はバランス整える役割を果たしていることです。だから、身体の無意識的な動きというものを非常に重視し、それを活用しています。
この本の中で、著者は一医師でありながらも西洋医学の限界を主張し、東洋医学の見直しをはかっています。その動きは現在も進行中といえるでしょう。著者に影響を受ける医師・整体師は非常に多いようです。

原想一朗の日記 | 【2008-09-05(Fri) 18:03:26】
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