![]() | アインシュタイン交点 サミュエル・R. ディレイニー (1996/06) 早川書房 この商品の詳細を見る |
長い間、埋もれていたものを最近になってようやく読了。
遠未来の地球。人類はいずこへか消え失せ、代わりに住みついた異星生物が懸命に文明を再建しようとしていた。ロービーは人の心を音楽で奏でることができる不思議な青年。恋人の死を契機に旅に出た彼は古代のコンピュータ、ドラゴン使い、海から来た暗殺者など様々な存在との出会いを経て、世界の大いなる謎を解き明かしてゆく……幾層ものメタファーやシンボルを重ねて華麗な神話宇宙を構築し、ネビュラ賞に輝く幻の名作。
展開が唐突ながらも表面をなぞっていくのは楽なんですが、解説などからもわかる通り、物語自体が多重構造になっているらしく一読ではあまりわかりませんでした。巽孝之著『現代SFのレトリック』の「ロック・ミー・オルフェウス」が読解の助けにはなりますが、こちらを読んでも結局はゲーデルや神話に対する自分の知識がないからピンときません。もうすこし時間をあけて再読してみようと思います。

































































