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とんび

Author:とんび
とんび出版という文芸創作団体の大山三ダース、満天スモッグ、原想一朗による日々の雑記です。

リンクの「とんび出版」がHPです。
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オンライン古書店やってます。
「とんび書房」
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オリーブの森で語りあう
24歳になりました。後輩から、抹茶色の座布団をいただきました。また、ある人からはだて眼鏡をいただきました。初期のビル・エヴァンスがかけていたような眼鏡です。ということで、ビル・エヴァンスとジム・ホールがセッションした「Under Current」をかけながらパソコンに向かっています。
オリーブの森で語りあう―ファンタジー・文化・政治オリーブの森で語りあう―ファンタジー・文化・政治
(1984/01)
ミヒャエル・エンデ丘沢 静也

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『モモ』を顕し、一世を風靡したミヒャエル・エンデ。彼が、政治家のエプラー・演劇家のテヒルと共に、オリーブの木に囲まれた自宅にて語りあった対談本です。対談の内容は、政治・文化が中心となっております。この本には、『モモ』を著した作家としてのエンデではなく、確固とした信念をもった社会学者としてのエンデを垣間見ることができます。言い換えれば、『モモ』に込められた彼の信念がいかに社会的であり、現実的であったかがわかります。単に理想にとどまらないものが彼にはあるようです。
彼が現代社会の中で最も危険視していることとは、文化の欠乏です。文化がなぜ欠乏しているか。それはマテリアリズムがもたらした理想・ユートピアの欠乏にあると。彼は人が理想を持つことに、最大の可能性を見出しているといえるでしょう。
対話のレベルが高い。少しでも油断していると、読者である私がついていけなくなる。しかし、徹底的な対話の中で、少しずつ三人の思考が深まっていく様相があります。心から対話を楽しんでいる。こんな対話をいつか私もしてみたいものです。


原想一朗の日記 | 【2008-11-11(Tue) 20:35:28】
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極限推理コロシアム
寒くなってきましたね。
もううちではエアコンをつけて、さらに暖まるために一日二回フロに入ってます。


極限推理コロシアム (講談社文庫 や 62-1)極限推理コロシアム (講談社文庫 や 62-1)
(2008/10/15)
矢野 龍王

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夏の館と冬の館に強制的に集められた男女に「主催者」は命じる。「今から起きる殺人事件の犯人を当てよ」。被害者は彼らの中から選ばれていき、しかも、もう一つの館より早く犯人を当てなければならない。不正解の代償は館に残る全員の死――。

舞台設定こそ閉じられた館とありきたりなものですが、徹底された読み易い文章で誰でも謎解きの面白さが味わえるものとなっています。ミステリーをよく読む人は物足りなさを感じるかもしれません。特徴的だなと思ったのは比喩表現や衒学的文章の少なさで、描かれているのがストーリーを進める上で必要な部分だけというのも珍しく感じられました。主人公としてあらゆる意味で普通、ごく一般的な人物が据えられた点も逆に新鮮でした。書かれていることに対して求められる知識が本編中からほとんど得られるので読者が曲解や誤解することはたぶんすくないでしょう。ふたつの館には主催者側からそれぞれヒントが与えられていますが、ここにも遊び心があって私は割と満足出来ました。終わり方も綺麗で言うことありません。本作は刊行とほぼ同時期にドラマ化されたそうですが、確かにいろんなメディアで原作を損なわずに再現することが可能な小説だなと思いました。

矢野龍王 | 【2008-11-10(Mon) 23:31:57】
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昨日は披露宴でゆずの”シュビドゥバー”を歌いました。気持ち良かったです。その後の二次会では、ビンゴで二等賞の加湿器が当りました。京都の冬は乾燥するのでちょうどよかった。修士論文を完成させなければならない時期ですが、一向にやる気が起こりません。知的欲求が湧きません。私の学生生活も終焉を迎えているということでしょうか。

クリシュナムルティの瞑想録―自由への飛翔 (サンマーク文庫)クリシュナムルティの瞑想録―自由への飛翔 (サンマーク文庫)
(1998/09)
ジッドゥ クリシュナムルテイ

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クリシュナムルティを読むのは二度目。今回の本は、彼の詩的な色彩の濃い文章が多いので読みやすかったです。特に、木々や鳥たちに対する観察力・注意力はまさに詩人ものです。また、彼にとって木々や鳥たちを観察することは特別な行為なのです。

この本は、インド・カリフォルニア・ヨーロッパを舞台として展開される彼の言録です。その内容は、瞑想とは何かということが一貫したテーマとなっています。彼にとっての瞑想とは、我々が考えるような、静かに座って行う瞑想とは趣を異にします。
「瞑想は決して準備したうえでとりかかれるものではない。それは行う者が追い求めずに自然に起こるものでなければならない」
彼にとっての瞑想とは、すなわち思考を否定している状態です。思考は二元的であり、過去の積み重ねであり、経験である。彼における瞑想とは、まさに人間の思考を否定した状態にある英知ということができるでしょう。



原想一朗の日記 | 【2008-11-04(Tue) 07:32:52】
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LOLLIPOP!
本とは関係ないですが、書かずにはいられません!
本日、エルマガ×チェルシーマーケット共催のイベント、カジヒデキのミニライブに行ってきました!!
近頃DMC関係でフューチャーされていますが、実は以前から結構好きでした。自分の自主製作映画の主題歌なんかにも使ったりしてたので、何かと思い入れもあります。でもライブには行ったことなくて、そんなかっこいい訳でもないし、ことさら歌がうまいってわけじゃないと思うしライブってどうなのかな?と思ったりもしてたんですが。
すいません!!そんなこと思ってすいません!!
予想を上回る半ズボン然とした半ズボン、揃った前髪、ストライプシャツにネクタイ、そして極めつけにオペラハット(シルクハットの折りたためるバージョン)!でチープ手提げ片手に登場したカジ氏。もうすでに私のハートは盗まれていました。
アルバムteaからと新作lollipopから、もちろん甘い恋人とラズベリーキッスも、最後はラ・ブームも聴けてもうすんごい大満足でした。ギター一本で歌うカジ氏。少し緊張されていたようで、歌詞がとんで鼻歌でごまかしたり、曲の途中で急に照れて笑ったり、突然前に出てきてシャウトしたり、大人の男性に対して失礼ですが、何だかかわいかったです。一番びっくりしたのが、すんごいギターうまいし歌もうまい!て当たり前だ!他の音なくてもギターだけで十分で。本当最高でした。楽しかったです。CDにサインももらえて握手もしてもらいました。もうほんと良い人そうで……。
帰ってしっかり今度のライブのチケット予約しました。すっかりカジ氏のとりこになった私と友人。アルバム聴きましたがやっぱり良かったです。POP!!

LOLLIPOPLOLLIPOP
(2008/10/22)
HIDEKI KAJI

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スモッグの本屋日記 | 【2008-10-28(Tue) 02:32:12】
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るりるり
久しぶりにお茶を淹れました。やはり熱いお茶は良いですね。何だかんだ日本人ですから。玄米茶を飲んだのですが、玄米茶の玄米を見てると、あられみたいでなんだか妙な気持ちになります。
それはそうと、近頃メディアの力を感じさせられる機会が多々あり、妙な気持ちになります。本がメディアで紹介されると急に売れ行きが変わります。で、だいたいそういう本って30冊注文しても恐怖の調整が入って3冊しかこなかったり、たまに来てもすぐブームが去ったりで空しくなったり。最近で言うとカロリーの本とかラジオの料理本とか。問い合わせがやたら来だして、?と思っていると、テレビでやってた!ラジオで言ってた!で、大体それで買うのはおばさま方だったり。ま、実用書ですからね。なんにせよ売れるのはいいことなんですが、自分の推した本が大ブレイクするという夢はまだ捨てていません。

読んだ本の話。
妖怪アパートの幽雅な日常 1 (1) (講談社文庫 こ 73-1)妖怪アパートの幽雅な日常 1 (1) (講談社文庫 こ 73-1)
(2008/10/15)
香月 日輪

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ひとり暮らしの始まりは、妖怪たちのすむ奇妙なアパート――。
違う世界や違う価値観があってこそ、世の中はオモシロイ!

夕士が高校入学と同時に始めた、あこがれの下宿生活。
幼い頃に両親を事故で亡くしたため、早く独り立ちをするのが彼の夢。
ところがそこには、ちょっと変わった、しかし人情味あふれる《住人たち》が暮らしていた……


おもしろい!!!
すいません!文庫になってこの作品、作者ともに初めて知りました。買う時も、正直こんなにおもしろいと思ってませんでした。すいません!今児童書のほうで9巻まで出てて、えっ、文庫も9巻も出るのか……まぁ面白くなかったら1巻でやめよう、と思ってた自分、バカ!!
お掃除してくれる鈴木さん、大手化粧品企業に勤める佐藤さん、大家さんなどたくさんオバケが出てきます。みんな魅力的なんですが、特に手だけ(!)の賄いさん、るり子さん(あだ名はるりるり)が素敵!るり子さんはすごく料理が上手ということで、読んでてすんごい自分も食べたくなってきます。人間のキャラも良くて、お話も良いです。ジャンル的には児童文学ですが、誰が読んでも楽しめると思います。このアパート、すんごく住みたい。帯が半透明で絵まで入っている凝りよう。その力の入り具合にも至極納得。だっておもしろいから!!
もちろん、次巻も買います。

スモッグの本屋日記 | 【2008-10-24(Fri) 02:30:24】
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